夜間の専門学校に通っているときは、昼間に福祉の事業所で障害者雇用として事務のアルバイトをしていました。引きこもりの期間が長く、最初は不安もありましたが、勤務先の方たちの配慮に感謝しつつ「心身のリハビリ」として、非常に貴重な時間となりました。そして、開業前に人とコミュニケーションがとれたことは、大きな収穫だったと思います。
給与は、障害年金の額より少なかったのですが、シンプルにうれしかったです。再び自分の力で稼ぐことができ「自信」につながりました。
最後に、下記は令和5年6月26日に「障害年金制度について」の議論が行われた第5回社会保障審議会年金部会(議事録)からの引用で、私も同感です。
障害を持って、働いて、何がしかの収入を得て、自立に近づいていけることが、ものすごくその人に生きる力を与えていく、目の光が変わったり、発言が変わったりすることがよくあると伺っています。そうやって社会参加を促してみんなで支えていく世の中をつくるという観点で、とても大切だと思いました。
追記:令和6年7月6日
精神障害者保健福祉手帳を初めて取得した時は、色々な想いがありました。(去年に返納済)
でも、障害者雇用で時短や休憩の配慮をいただきながら、再びお仕事ができた経験は今振り返ると大きかったと思います。開業してからも「スモールステップ」を大切にしています!