私は実務経験が2年以上あり事務指定講習は免除だったのですが、障害年金の実務においては皆無に等しい状態でした。そんな中、開業前にどのような準備をしてきたかを一部ではありますが、ご紹介させていただきます。
実務本を購入
一番王道だと思います。周りに頼れる人がいなかったため、黙々とやってました。
障害年金、傷病に関する本等、ここはお金を惜しまず購入していました。しかし、障害年金に関する本は、制度の説明が重複するので、そこまでたくさん購入する必要はなかったと思います。
受験勉強と同じく、個人的にはある程度用途を絞って同じ本を何度も読んでおいた方がよかったと後悔しています。
障害年金セミナーに参加
社労士の先輩方のセミナーには、よく参加していました。探し方は、ネット検索からが一番多かったと思います。セミナーの形式は、8割ぐらいはWebでした。稀に対面もあり、セミナー終了後に日頃から思っている疑問を質問できたことが大きかったです。
また、当時から私も「セミナーに参画」したいと思っていましたので、内容はもちろんですが、プレゼンをどのように組み立てるか等にも着目しておりました。
障害年金専門の先輩方のホームページを見る
市場調査を目的に見ていました。
また、お客様の声や事例を中心に、こと細かく書いて下さっている先生もいらっしゃるので、今でも大変勉強させていただいております。
年金事務所に問い合わせる
上記3つで解決しない疑問があれば、最終手段として色々な年金事務所に問い合わせをしていました。あらかじめ質問は用意するわけですが、やはり口頭でのやりとりだと、なかなかうまく相手に伝わらないことも多々あり、自分の知識のなさやコミュニケーション不足を感じることがありました。
進捗管理表の作成
Excelで作成しました。現在も試行錯誤しながら改良中です。
障害年金の請求は、お客様との面談や書類のやり取り等、多岐にわたります。そこで例えば、A様とB様は現時点でどのような段階にいるのか等、可視化したいために作成をしました。(備忘録にも大変役に立っています)